筆者はGolden Week(GW)期間中、4泊7日でアテネとミコノス島へ行きました!!
太陽の日差しが心地よく、美味しい料理と素晴らしいビーチに魅了された地中海の国。
普段の喧騒から癒されに行こうと決めた今回の旅でしたが、想像以上に楽しかったです。
ギリシャ旅行を考えている方々に、実際の体験を通じて得た貴重な情報と、旅の魅力を存分にお伝えしたいと思います。
人がいい

筆者は旅行中、ギリシャの人々の温かさに何度も心を打たれました。
公園を散歩中に突然「friend!」と声をかけられたり、地下鉄で切符のトラブル時に見知らぬ30代の男性が自分の携帯で改札を通してくれたりと、地元の人々の親切さを肌で感じることができました。
レストランのシェフや土産物屋のおばさんからは、日本人に対する温かい言葉をかけていただき、心温まる交流を楽しむことができました。

結構日本人とわかってくれて「こんにちは!」と声をかけてくれたのが嬉しかったです。
ご飯が美味しい


ギリシャ料理の魅力は、その豊かな味わいと新鮮な食材にあります。
特に印象的だったのは、絶品のシーフード料理。伝統料理であるソウブラキ(肉串)とムサカ(茄子のミートソースグラタン)は、本当に美味しく、味わい深い料理でした。




予想外においしかったワッフルも忘れられません。(このワッフルは1つで€18.8)


旅行中、一度も胃を壊すことなく、美味しい料理を堪能できたことは大きな喜びでした。







筆者は特にシーフードが好きなので、タコのステーキなどメニューはまさに天国でした。
景色がいい


ミコノス島の景色は、まさに絵はがきのような美しさでした。


真っ白な建物と鮮やかな青のコントラストが印象的な街並み、果てしなく続く美しい海岸線、そして息をのむほど美しいサンセット。


特にリカヴィトスの丘からの景色は、言葉では表現できないほど壮大で印象的でした。


ギリシャの自然の美しさを存分に体感できる瞬間でした。



着いた瞬間は雨で絶望していたのですが、途中から運よく晴れてきました。ギリシャは特に天気が命です。
物価


物価は日本と比較するとやや高めですが、工夫次第で経済的に旅行を楽しむことができます。
一般的な食事の価格帯は、昼食で10〜20€、夕食で20〜30€程度。


Airbnbを利用し、自炊することで、予算を抑えることができました。



毎日外食は胃が疲れてしまうので、キッチン付きの民泊で胃を休めることはかなりオススメです。(節約にもなるため。)
予算


4泊7日の総予算は約30万円で、内訳は以下の通りです:
- アテネまでの飛行機往復:17万円
- ミコノス島までの飛行機往復:3万円
- 宿泊代:2万円(ホテル1泊8,000円、Airbnb3泊12,000円)
- 食事代:3万円
- 交通費:1万円
- お土産代:8,000円
- 通信費:2,000円
- 環境税:3,000円
4人で宿泊したことで、Airbnbを利用するメリットを最大限に活かせました。
治安


アテネ


アテネ中心街では浮浪者をほとんど見かけず、夜遅くまで一人で歩き回らない限り、特に問題はありませんでした。
2009年に財政破綻したギリシャですが、街には活気があり、その面影さえ感じられませんでした。
それもそのはず、観光立国として奇跡的な経済復活を遂げたギリシャは、今ではヨーロッパ随一の経済成長率を誇る国なのです。
ミコノス


観光客が多く、経済的に余裕のある旅行者が多いため、治安は非常に良好でした。
ホテルに宿泊した際に、20代男性のスタッフの方と少し話す時間がありました。
彼は出身ですが、観光シーズンの春から秋にかけてホテルで商売を行い、冬のシーズンはアテネへ戻ってしまうのだそう。
そんな観光客で成り立っている島とあってか、どこに行っても現地の人は暖かく迎え入れてくれました。



ここでも日本人というだけで厚遇される「日本人パワー」が効いていたので、先人たちには頭が上がらない思いです。
交通


アテネ


市内と空港間の移動は、バスで5.5€、電車で9€と比較的安価です。
市内は地下鉄が便利ですが、市街地に宿泊していたため、ほとんど利用しませんでした。



短い宿泊期間だと、宿泊地選びは本当に大事です。市街地を選ぶと移動がかなり楽です。
ミコノス島


タクシーが少なく交通の便が悪いため、国際免許を取得してレンタカーを利用することをおすすめします。
移動の自由度が高まり、島の魅力をより深く探索できます。
通信
eSIMが非常に便利で、30日10GBで約2,100円とリーズナブルでした。
ただし、出発前に自宅で登録したため空港までwifiを利用できず、少し不便を感じました。
空港でeSIMを登録するのがベストな方法だと分かりました。



筆者は出国前にeSIMを繋いでしまい、国内で回線が使えなくなりました。どうやら、空港でWifiを使いながら設定するのがいいそうです。
おすすめの観光


アテネでは観光バスの利用を強くおすすめします。
22€でアテネ市内を自由に観光でき、20分ごとに運行しています。
海岸線ラインの追加チケット(11€)も魅力的です。
ギリシャ観光の醍醐味は島でのリゾート体験。
サントリーニ島かミコノス島は必ず訪れたい場所です。
ワンデイクルーズを予約しましたが、天候の都合で中止となりました。



アテネ市内は意外とやることがなくなりがちなので、クルーズは強くおすすめです。
必須の持ち物


- GW期間は思いの外寒かったので、折りたたみダウン、ヒートテック1枚、セーター1枚を用意しておくといいでしょう。
- 突然ビーチに行くことになるかもしれないので、サンダルと水着は必携です。
- 日差しが強いので、日焼け止めは必須です。
- 現金で1〜2万円分あると安心です。Airbnbでの環境税支払いに現金が必要でした。
- 船に乗る際は酔い止めが必要です。飛行機も現地は風が強くかなり揺れます。
おすすめの持ち物


- 日本からカップ麺を持参しました。節約になり、食事に飽きたときに気分転換できます。
- 長い飛行機の移動時間に備えて、Audibleをダウンロードしました。
- 一眼レフカメラは必携です。
- 旅行ガイドブックは、突然の雨などでやることがなくなったときに、いいアイデアをくれます。



ガイドブックの通りに動く日を作っておくと、何も考えなくていいので楽でいいですよ〜
個人的な感想


初めての大人数での海外旅行でしたが、宿泊代を下げられる、食事をシェアできる、調べ物を分担できるなど、メリットが多かったです。大人数で行くと寂しくなく、会話も弾みます。
ただし、価値観の違いもあるので、ある程度腹を割って話せる仲間である必要があります。
国内線の乗り継ぎで島を訪れると、移動だけでもかなり疲れます。
余裕を持ったスケジュールを組むべきです。
天気は100%予測できず、完全に運次第。雨の場合、ほとんど観光先がないと覚悟しておくべきです。(幸い、筆者は雨予報にもかかわらず、到着した瞬間から晴れてきました。)



ギリシャは猫の国。旅の至るところで猫ちゃんたちを発見し、癒されました。猫好きの人にはたまらない国です。
まとめ


総じてギリシャは強くおすすめできる旅行先です。
人はとても親切で、料理は美味しく、何より景色が最高です。
現地の人に聞くと7月がベストシーズンだそうですが、暑さのため市内周遊バスなどは厳しそうでした。
GW期間でも十分に楽しめることを保証できます。
忘れられない思い出を作りたい方には、ギリシャは最高の選択肢となるでしょう。
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