2025年のお盆期間で、韓国・済州島に行ってきました。
お盆やることないなあ、どうしようと悩んで、友人と2週間前に予約した今回の旅行でしたが大成功。
フライトも乗り継ぎ含めて、7時間弱。
フライトそのものは1時間程度と短く、気軽に訪れられた済州島。
3泊4日、総額7万円ほどで楽しめた今回の旅は、国内旅行よりも安く、それでいて忘れられない出会いと体験の連続だった。

済州島ではほとんど日本人は見かけず、近いのに海外に来た実感があってとてもよかったです。
旅のスケジュール


- 8月13日:夕方着、市場へ
- 8月14日:金寧ヨットツアー
- 8月15日:ハラル山登山
- 8月16日:朝帰宅
ハルラ山で出会った忘れられない優しさ


今回の旅で一番心に残っているのは、山で出会った人の優しさだ。
韓国最高峰・ハラル山を、登山歴ほぼゼロの私が挑戦。
市街地からも近い観音寺コースは初心者向けと言われているが、真夏の昼間に登ったため蒸し暑く、汗が止まらず本当にきつかった。
周りの老夫婦や子供連れが元気に登っている姿を横目に、「富士山なんて夢のまた夢だな」と痛感した。


最も印象に残っているのが、下山近くの場所で声をかけて来てくれた50代ぐらいの男性。
彼は日本語、英語ともに片言しか話せないが、日本へ旅行した思い出を語ってくれた。
別府、北海道にも行ったかなりの日本好きのよう。その場ではお菓子を渡してくれ、去って行った。
山の5時間以上の空腹に耐えていた私たちにとってとてもありがたかった。
それだけではない。
下山後、声をかけてくれた。「ホテルまで行くのか?それなら近くまで送るよ。」と。
その道中で、お互い言葉は多く交わさないが、温かい気持ちに溢れていた。
また、途中少し待ってくれと車を止めた後、みかんを買って来てくれ2つずつプレゼントしてくれた。
※後からお土産を買うときに知ったのですが、済州島ではみかんが有名だそうです。



彼の優しさ、韓国の人の暖かさを生涯わすれることはないと思います。
旅行メモ


- ハラル山は標高1,947m、韓国最高峰。
- 観音寺コースは初心者向けと言われるが、夏は暑さと湿度に注意。登るなら朝早くからがおすすめ。
済州島で感じた日本語の存在感


済州島に来て驚いたのは、日本語が意外なほど通じることだ。
ホテルやレストランではほとんど日本語でやり取りができ、英語を使う必要はほぼなかった。



むしろ、英語より日本語の方が通じたので、まずは日本語で話しかけるようにしていました。
「アニョハセヨ」「カムサハムニダ」しか言えない自分に少し恥ずかしさを覚え、「もう少し韓国語を勉強してくればよかったな」と後悔。
次回は簡単な日常会話くらいできるようにして行きたい。
金寧ヨットツアーで過ごした贅沢な1時間


今回の旅で思いがけず大ヒットだったのが「金寧ヨットツアー」。
料金は約5,000円と手頃なのに、ビールや軽食は無料で提供され、当日は冷えたスイカまで振る舞われた。
デッキには音楽が流れ、海風を浴びながら景色を眺める時間は最高のひととき。
釣り体験もでき、スタッフがたくさん写真を撮ってくれるなど、至れり尽くせりだった。





「え、もう1時間経ったの?」と驚くほどあっという間で、「もう一度乗りたい」と思えるほど満足度が高い体験だった。
旅行メモ


- 済州市内からタクシーで約40分。
- 帰りもカカオタクシーで簡単に呼べるので安心。
- 家族連れの韓国人観光客で賑わっており、ローカル感も味わえる。
済州島の街歩きで見えてきたこと
商店街はシャッター街、しかし人口は増えている!?


済州島は自然が豊かで、ここ10年で人口も増えているらしい。
しかし、街の一部ではシャッター街が広がり、日本の一部地方に似た雰囲気が感じられた。


ただ、済州島の人口は70万人程度で、ここ10年で6万人程度増えているらしい。
では、なぜ人口が増えているにも関わらず、シャッター街が増えているのか。Chatgpt氏に伺った。
観光依存経済
済州島は観光業に強く依存しており、景気や観光客数に左右されやすい構造です。新型コロナ以降、観光客の減少で商店街の打撃が大きかったといわれます。不動産バブルと生活コストの上昇
2010年代後半、国内外からの移住ブーム(中国資本の流入含む)で住宅価格が急騰しました。
地元住民や新規移住者が生活コストに耐えられず、人口流出につながっています。消費人口が減ることで商店街も打撃を受けました。消費行動の変化
済州島に限らず韓国全体で「大型ショッピングモール」や「オンライン通販」に利用が集中し、伝統的な商店街の利用が減少しています。これは日本の地方都市とも共通する現象です。
確かに、漢字表記のお店をたくさん見かけたので、中国資本による開発が影響していることは間違いないだろう。
さらにチャッピー氏は済州島の2010年代「移住ブーム」と失速要因について分析している。
2010年代の済州島は「韓国国内の人気移住先」として急浮上しました。背景には以下の要素があります。
- クリーンイメージと自然環境
「韓国のハワイ」と呼ばれる温暖な気候・豊かな自然に魅力を感じ、都市部の住民が移住しました。
特に子育て世代や早期リタイア層に人気でした。- 教育移住(국제학교ブーム)
済州島には国際学校が設立され、韓国国内でも珍しい「英語教育環境」が整ったため、子どもの教育目的で移住する家庭が増えました。- 不動産投資と外国人移住
中国資本の流入が大きく、済州島で一定額以上の不動産を購入すれば「永住権に準ずる居住ビザ(済州投資移民制度)」が取得できたため、中国人投資家・富裕層が移住。
不動産価格が急騰し、人口増加を押し上げました。ところが2018年以降、移住ブームは次第に失速し、2020年代には流出が目立つようになります。その要因は複合的です。
(1)不動産バブルと生活コスト上昇
- 中国人投資による土地・住宅価格高騰で、地元住民や新規移住者が生活困難に。
- 家賃・物価が上昇し、「移住しても暮らしにくい島」という印象が強まりました。
(2)観光業の不安定さ
- 新型コロナで観光客が激減し、観光依存の経済が打撃。
- カフェやゲストハウスを開業した移住者が経営難に直面し、撤退が相次ぎました。
(3)教育移住の限界
- 国際学校に通わせる費用が高額で、想定よりも経済的負担が大きいことが判明。
- 韓国国内の教育制度との接続に課題があり、一部の家庭はソウルなどへ戻る動きも見られました。
(4)生活インフラ・雇用不足
- 医療や交通などの都市機能が不足。特に高度医療はソウル頼み。
- 雇用機会が限られており、若者世代が定住しづらい。
(5)中国人移住制限
- 中国資本の影響が強すぎることへの反発が高まり、韓国政府は「投資移民制度」を段階的に制限。
- 中国人移住者の減少とともに人口増加も鈍化しました。
中国人投資による不動産バブルにより、地元住民が生活困難になり、そこにコロナが来て経済打撃、、
悲惨な事態だが、日本の観光地ももはや対岸の火事ではない。
北海道のニセコ、沖縄など、日本にも海外資本によるジェントリヒケーションが起きているところはたくさんあるわけで。
こういった旅行中の疑問も、チャッピー氏が答えてくれるようになった。
本当に勉強が現地で深まるいい時代になったと思う。
99%の車が国産車
また印象的だったのは「自国ブランドへのこだわり」。
街を走る車の9割以上がHyundaiかKIAで、日本車はほとんど見かけなかった。
ビールやコンビニ、飲食店、タクシーまで国産ブランド一色。



外資礼賛の日本ももっと日本ブランドを大切にすべきではないか。
人口減がより厳しい韓国で、日本人が学ぶべきことは多いように思う。
8月15日の光復節 街中に韓国国旗が高揚される
韓国では 、8月15日は、「光復節(광복절, クァンボッチョル)」 と呼ばれる 国の祝日 。
「光復」は「光を取り戻す」、つまり 日本の植民地支配(1910~1945)からの解放 を意味する。
街中に韓国国旗が高揚されていましたが、特にお祝いムードはなく普段に日常という感じだった。



私たち日本人も、気をつけていましたが、韓国の人たちは普段通り優しく接してくれていました。
旅のちょっとしたTips
物価
物価はほぼ日本と同じと考えて良いだろう。モノによって安かったり高かったりという感じだ。
ただ、タクシーやバスの運賃は安く、移動費はそれほどかからない。
空港から数キロのホテルを予約したが、
タクシーで空港からホテルが500円、バスだと100円台から移動できた。
ファッション
こんなことを男性の私がいうと絶対に怒られるが、街中の女性のファッションやメイクのレベルは、正直日本より全体的に高い印象を受けた。
街を歩いていてダサい人がいない。
メイクも整っていて美人率が高いと感じた。
バスなど公共交通機関について
韓国では、バスの路線網が発達している。
バス停が、電車のプラットフォームのように整備されているのだ。
さらに、電光掲示板をタッチパネル式で触れて、バスの検索ができるので便利。
ここで読者にお伝えしておきたいのが、バス移動にT moneyカードは不要だ。
事前の情報では、T moneyカードを購入してチャージする必要があると聞いていたが、
実際には、Visaタッチにほとんど全てのバスfが対応していた。
ただし、T moneyカードはコンビニでも使えるため、あって困ることはないが。
空港のサービス
ほとんどの空港には、搭乗後も無料ウォーターサーバーがあり、水を購入する必要がないのでありがたい。



ヨーロッパでは500mlペットボトルの水が空港で500円だ。
ただし面白いのが、紙コップが薄すぎて驚いた(笑)。
旅行費用まとめ(3泊4日/約7万円)


- ホテル+航空券:4.5万円(2週間前の直前予約)
- 飲食費:1.5万円
- 交通費:5,000円
- お土産:5,000円
国内旅行より安い!!



金欠の貧乏旅が常の私にとっては、もってこいの魅力的な観光地だった。
まとめ
済州島は、距離も近くコストも安いのに、旅先としての魅力がたっぷり詰まっていた。
特にソウルでのショッピングやカフェ文化ではなく、自然でゆっくりしたい人にとってはオススメだ。
また、ほとんど周りは韓国人しかいないのに日本語が通じるため、かなり不思議な感覚に襲われる。
これも韓国ならではの出来事だと思う。
また、ハラル山で出会った男性の優しさは、この旅を一生忘れられないものにしてくれた。
お隣の韓国という国と、私たちが侵略したり戦争したりするようなことは決して、決してあってはならない。
お隣の素晴らしき友人たち、パートナーがそこにはいる。そんなことを強く思いながらお盆を過ごすことができました。
改めて、言語、歴史などをもっと勉強して、また戻ってきます!
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